アニメ「赤毛のアン」をまた楽しんでいます
アラフィフ女子なら、多分、多くの方が子どもの頃観ていたと思う「世界名作劇場」。
その中のひとつ、「赤毛のアン」が今、テレビで放送されています。(TOKYO MX 月曜日19時~20時)
それを録画していまして、昨日、1話から30話まで、一日中、観ていました。
もう、最初の数話は、ティッシュが欠かせませんっ!アンの感情に自分も引き込まれて、喜んだり落ち込んだり…!
でも、アラフィフになった今は、マリラ(アンの養母)の気持ちにもなるんです!アンが逞しく成長していく姿、それを見て嬉しくなる気持ち、子育てに迷う気持ち、などなど…。
そしてやっぱりこの作品の魅力、グリーンゲイブルズの自然の美しさと、手作りスイーツの美味しそうなことといったら!
子どもの頃、3つ上の姉が、この手作りケーキに憧れて、アンのお菓子のレシピ本を買って、フルーツケーキを何度も作ってくれました。
その味は今でも忘れられません。
ドライフルーツとくるみがたっぷり入っていて、確か、わざわざ砂糖を煮詰めて焦がした飴色シロップも生地に入っていて、ずっしりと重たく、作りたてより2、3日経ってからの方がしっとりして美味しくなる、そんなフルーツケーキでした。
グリーンゲイブルズの自然も、子どもの頃には関心がなかった、‘ 花の名前’がわかるようになった自分に気づき、‘ さすが私、アラフィフだなあ…’と思ったり。
…お話の方に戻りますが、今、見直してみると、どうしてアンはあんなにもギルバートが謝っているのに許してあげられなかったのかなァ、と思うのです。
まあ、それがアンの個性であり、アンの長所であり短所であり…なのでしょうね。
子どものころの自分を思うと、確かに、何かにこだわったり、見た目をすごく気にしたり…
アラフィフの今は、ま~るくなって怒らなくなったし、ノーメイクでもごみ捨てに行けるようになってしまったし…。
気にしな~い。
気にならな~い。
子どもの繊細な感性って、ほんとにフレッシュなものですね。
あの頃、あの時だからこそある、貴重なものなのですね。
※「いらすとや」さんのタルトタタンのイラストですが、見た感じ姉のフルーツケーキに1番近かったので。