母の顔を見に行った時に行ったこと。
前回、急に老化が進み、体を思うように動かせなくなった母の様子を見に行ったことについて書きましたが、その4日間にこんなことをしました。
①母の友だちへ
姉が発案したことなのですが、母の体が動かなくなる直前まで通っていた「カーブス」のお友達に、母を会わせてあげよう!ということになりました。その時、母にお化粧をしてあげたのですが、これがなかなかうまくいきまして・・・とってもいい感じに出来たのです。母も喜んでくれて、「アイメイクもする?」と聞くと「して!して!」と言うのでやってあげると、とっても元気そうな顔になりました。やっぱり女性はいつまでもきれいになりたいンですよね〜。
カーブスが終わる時間に合わせて、車椅子で連れていきました。お友だちはとっても優しい方で、笑顔で迎えてくださって母もとっても嬉しそうでした。お世話になったお礼に、ハンカチとクッキーをお渡しすることも出来ました。
帰り道、同じマンションの方にもばったり会って、声をかけていただいたり、励ましてくださったりして、本当にありがたかったです。
②古いアルバム
父が思い立って、急に、古いアルバムを押し入れの奥から引っ張り出してきました。父と母の若い頃、結婚する直前の写真がたくさん貼られていました。絵を描くのが大好きだった母なので、アルバムにはちょっとしたイラストがサラサラと描かれていました。父と母は一緒にページをめくり、いろいろ話しながら懐かしそうに見ていました。
③母をお風呂へ
母をお風呂へ入れました。介護用のイスを購入してあったので、そこに座らせて、体を洗ってあげました。かなり太っちょさんなので、お肉の間も丁寧に・・・。私にとって初めてのことでした。
④これからのこと
姉と父と、これからのことを話し合いました。父と母に、もしものことがあった時の連絡先、(わずかですが)財産をきょうだいでどう分けるかということ、家をどうするか・・・などなど、これまでちゃんと話し合ったことがなかったので、いわゆる「終活」?のようなことを初めてやりました。
とにかく、精神的に疲れた4日間でした。
体力的な疲れより、精神的な疲れの方が重たいんだなぁ〜と、ひしひしと感じました。
(追記)
その後、母はなんだか元気がもどり、突然、朝ごはんを作ったり、突然、一人でお風呂に入ったりと、父を驚かせているようです。
私もだいぶショックから立ち直りました。
帰ってからは気持ちが落ち着かず、お酒もなんとなく飲むのをやめていましたが、昨日、久しぶりに飲みました。
車の運転中に泣くことも無くなりました。
この記事も泣かずに書けました。
多分、「受け入れ完了」なのだと思います。
時間って大切ですね。
ご心配いただいた方々、ありがとうございました。(たくさんのスターをありがとうございました!)