エスカレーターの片側を開けることって、なぜ無くならないのだろう
今日、駅でエスカレーターに乗った。
バスから降りてすぐのエスカレーターなので、ちょうど降りた人達が同じタイミングで大勢並んだ。
並ぶ時、多くの人が左側に並ぼうとして右、左から人が並び始め、列が作られていく。
どこから入れば横入りにならないかな…と迷いながら、適当なところで入ろうと思うのだが、どうも「適当な」ところがわからない。
ふと見ると、右側の列は作られておらず、エスカレーターの右側は空っぽのまま、悠然と上がっていっている。
(おおー!右側のあの優越感…。空いてるわー。たしか最近は、「両側に乗る」ことが推奨されていたよな…。)
と思い、左側の列には並ばず、右側に乗り、しかも歩かずそのまま乗ることにした。
(後ろから、急いでいる人が来るかな……?)
と、思ってもいたが、
(いや、でも最近は、エスカレーターの昇り降りを歩くことはやめていこうとしているはず…。確かに人に当たって転倒したら大変なことだし…。これが正解なのよ。)
と、頭の中で自分に言い訳をしながらも、
(迷惑だと思われてるよね……)
という思いも捨てきれずにいる。
案の定、エスカレーターの最後、上に到着した瞬間、1人の女性が後ろから猛ダッシュで飛び出して行った。
その時、
「✕✕✕よねっ!」
と、つぶやいて(?)…かもしくは聞こえるように(?)。
あー、やっぱり全然浸透してないんだなー。
確かに私も急いでいる時はある。
「何としてでもこの電車に乗らなきゃ!」
という時はある。
でも考えてみれば、そういう急いでいる時こそ、エスカレーターを駆け上がって人に接触する可能性が高い…ですよね。
やっぱり、右側を開ける必要はないのだと思います。
もしコロナの密が気になるなら、右、左、右、左と、交互に並んでもいいでしょう。
でもこの、「迷惑感」はいつまでたっても無くなりそうにない。
もう、エスカレーターの乗り口に、
「右側にもお乗りください」の立て看板とか、
はたまたアルバイトを雇って、
「こちら側もご利用くださ~い」とか、
丁寧に言ってあげないと浸透しないのでは無いだろうか…。
★追記︰この記事を書いたあと、気になってネットで調べてみると、「片側あけは問題ない」とする考え方もあるようですね。うーん、わからなくなってきました。