【考察】バスから見える風景VS電車から見える風景
私は通勤にバスを利用しています。
(しかもバスからバスへの乗り換え…)
先日ふと思ったのだけど、電車から見える風景は何となく素敵だけど、バスから見える風景ってそれほどじゃないよね…と。
そこで両者について考えてみようと思います。
⭕️「電車から見える風景」の素敵さ
・次から次へとスライドのように移り変わる景色。ぼーっと見ていても飽きない。
・地面より高い所を走ることが多く、遠くまで景色が見渡せる。手前の景色と奥の景色の移り変わりを楽しめる。
・ちょっとした旅行気分。(横浜駅から東海道線に乗れば「熱海」行きとか「小田原」行きなんです。)
・窓が広々とパノラマビュー(空いていれば)。
・ガタンゴトンとBGMも素敵。
・ヒット曲の歌詞や映画のワンシーンにも電車の窓からの風景がよく使われる。
❌「バスから見える風景」の残念さ
・止まったり進んだりでゆっくり味わえない。
・街の中を走るので近くてごちゃっとした景色。
・なんとなくご近所な感じ。
・窓が小さく、車内は薄暗くて見えづらい。
・車内でおしゃべりしている人の声が丸聞こえ。
・日常生活に近い。オシャレ感無し。
…と、思いました。
でもこのままだとあまりにもバスに対して失礼なので、バスの良さも書きたいと思います。
⭕️「バスから見える風景」の素敵さ
・人間味溢れる景色。
バスって大体いつも同じ人が乗ってくる。座る席もなんとなく決まってる。そうすると、ついその人がどんな生活を送っているのか考えたくなるのです。
「この初老の男性は、毎朝このバス停で降りてどこへ行ってるんだろう?」とか、
保育園に子どもを送るのにひと駅(あ、ひと停?)だけいつも乗ってくる若い父親を見て
「この人も子育て頑張ってるなー」とか。
などなど…勝手に人間観察を楽しめます。
・庶民感がいい。
バスって電車よりもちょっと庶民感溢れる感じの人、多くないですか?
上下スウェットのお兄ちゃんと茶髪の若い女性の(多分、夫婦)とか、
手押し車のおばあちゃんが「それ持ち上げられるの?!」って心配するけど1人で何とか持ち上げて乗ってくるとか、
買い物袋を両手に提げて子供を2人連れたお母さんが子どもたちに大きな声で「早く乗りなさい!」と言いながら乗ってくるとか…。
それはそれで映画のワンシーンになりそうな…。
・坂道が楽しめる。
発見しました!これは電車に無い良さ!
必死にエンジンをふかして急坂を上り、坂のてっぺんで乗客を乗せて、ちょっとしたジェットコースターのように下り坂を降りていく。この時見える景色はちょっと素敵です。とくにてっぺんでは山登りをして頂上にたどり着いた時のような、パーッと開けた景色を楽しめます。家々のすき間から下に広がる景色がチラチラ見えるのもちょっといい感じです。
🌟まとめ
う~ん、これはバス通勤の私の勝手な考えであって、電車通勤の人がうらやましいだけのひがみの文章のような気がしてきました。
考えてみたら、電車マニアの人は世の中にたくさんいるけど、バスマニアの人…もいるでしょうけど人数の多さからするとだいぶ差をつけられてると思いますし…。
…日頃バスの中で思っていることを吐き出させていただきました。