アフタヌーンティーはお好きですか?

アラフィフ女子の生活記。楽しく過ごそう50歳。重力と体力にあらがおう!気力のあらん限り…。

今日、お財布拾った。

今朝、いつも通り時間ギリギリに家をとび出てバス停への坂道をくだり、交差点の手前で信号待ちをしていたら、ふと見た視線の先に黒い正方形のどら焼きのようなかたまりがあった。一度顔を上げ、「…ん?」となって、もう一度よく見てみるとやっぱりそれは「お財布」だった。

 

げ。

 

見てしまった。そして、やむを得ず拾い上げてしまった。警察にとどけなきゃ。でもこの辺に交番ない。バスがもうすぐ来る。乗り遅れたら確実に仕事に遅れる。

 

………。

 

しかたない!持って行って駅の交番に届けるしかないっー!

カバンの上の方に乗せて、バス停へ行き、いつものバスに乗った。

 

何となくちょっと人の財布って怖い。

ちらっと見てみるとパスモがあった。

お札のところにはレシートやら何かの割引券?などがごちゃごちゃ沢山入っている。お札は無さそう。

学生さんのお財布かな?

バスに乗れたんかなぁ?

困ってるだろうな…。

 

バスが駅に着いたので降りて、いつもと反対の方角へ歩き交番へ。

誰もいない。

「すみませーん(小)」

「………」

「すみませーーーーん!(大)」

「ちょっとおまちくださーい」

…なんや、居るんかーい。

 

扉が開いて中から2人の警官が出てこられた。

「お財布拾いました」

 

…はー。おわった。

 

警察官は中をサッと確認して、免許証を取りだした。

(学生さんじゃなかった…。でもお金ないから若い人かな。)

そんなことを考えていたら、警察官がなんだかいろんな権利があるとか説明し始めたので、そういうのはいいです、と言い、届け人の名前もいいと言ってあとはお願いして交番を出た。

 

…うーん。

なんか、いいことをしたような気がしなくもないけど、ちっぽけなことで、スッキリしたようなしないような…

変な感覚だった。

 

まあ、ちょっと「いつもとはちがった朝」でした。