人間ドックに行って思ったこと②
先日、人間ドックに行ってきました。
そこで思った事なのですが…。
久しぶりに大きな病院に行ってみると、やはりお年寄りの方が多いですね。
そして皆さん、よく喋る!
若い頃は、お年寄りの方が、数人集まってしゃべっていると、((大変失礼ながら)うるさいなぁ…)と思っていました。
でもいつだったか、この考え方を知ってから、見方が変わったんです。
それは…
人は歳をとっていくと「赤ちゃんに戻っていく」ということ。
歳をとるにつれて、歩けなくなり、柔らかいものしか食べられなくなり、オムツをして、車椅子になり、言葉を話せなくなり、そして亡くなっていく…。人にお世話になりながら…。
そうか。
おしゃべりしているお年寄り達は、保育園の時期なんだ。そりゃ、楽しい時期のはずだ!たくさんおしゃべりしてください、と、思うようになったんです。
以前、「ベンジャミン・バトン」という映画を観ました。
お年寄りの姿で産まれ、徐々に若返っていき、最後は乳児の姿で亡くなっていくというストーリー。ネットで検索したら、意外にも評価はあまり高くないようなのですが、私はこの映画、とっても心に残っているのです。
歳をとっていくことは、赤ちゃんに近づいていくことと同じなんだな。
赤ちゃんは、守られ、大切にされ、みんなに笑顔をもたらす存在。
お年寄も同じ…と思うようになりました。
大変な介護をされている方には、そんな甘いもんじゃないっ!と言われそうですが…。
少なくとも今、同居している義母については、いつ赤ちゃんになっても、大切にしていかなきゃな…と思っています。